コレステロールと中性脂肪の違いと効果的な摂取方法
健康について考えるのであれば、しっかりと意識しておきたいのがコレステロール値です。
悪玉と善玉と呼ばれるものがあり、悪玉は体にとってとても悪いものというイメージを持つ人は少なくありませんが、どちらも体にとって必要なものです。
コレステロールというのは細胞を構成する為に欠かせない成分で、血液と一緒に体の様々な場所へ運ばれています。
肝臓から血液に乗って細胞まで運んでいく役割をしているのが悪玉と呼ばれているLDLコレステロールで、この量が正常であれば問題はありませんが、増えすぎると、使われなかった分を血管に残し動脈硬化等の原因を作ってしまいます。
善玉と呼ばれるHDLは血管に残ってしまったものを回収していく役割をしており、悪玉と善玉のバランスが取れている事が重要になってきます。
ですから、健康の事を考えたら、コレステロールを完全に排除するのではなく、過剰摂取に注意をしていく事が重要になります。
その為には食品に含まれている量を知っておく事が大切です。
コレステロール値が高い食品といえば、鶏卵が有名です。
なかでも黄身の部分に多く含まれ、マヨネーズ等は、黄身だけで作るよりも、全卵を使って作る方が、その数値が下がる事になります。
鶏卵はそのまま食べる、マヨネーズに加工する以外にも、様々な使われ方をしているものです。
特に洋菓子類には多く使われており、プリンやカスタードクリーム、スポンジケーキには多くの鶏卵が使われています。
ですから、鶏卵そのものだけでなく、加工品にも注意をしておく事が大切です。
それ以外にも様々なものにとても多くの量が含まれています。
鶏卵以外で有名なのは魚卵です。
いくらやすじこ、たらこや辛子明太子、子持ちししゃも等は、その数値が高い事で有名です。
それ以外にもフォアグラやあん肝、レバー類等の肝にも多く含まれています。
少しでも健康な状態を維持したいと考えるのであれば、コレステロールが多く含まれた食品を過剰摂取しないように注意しておく事が大切です。
そして、悪玉を減らしていきたいと考えた場合にしておきたいのが有酸素運動運動です。
有酸素運動をして中性脂肪を減らすようにしていけば、悪玉を減らしやすい状態を作れます。
更に、健康な状態を目指したいと考えるのであれば、コレステロールの酸化を防ぐ為に、ポリフェノール等、抗酸化作用がある食品や飲み物を積極的に摂取していく事がおすすめです。
それにより、コレステロールが原因となる動脈硬化の予防に繋がっていきます。
コレステロール対策は1にも2にもまずは食事
現代の日本は食生活に恵まれており、コンビニやスーパーなどで好きなものを購入できる環境が整っています。つい好きなものばかりを購入して食べたくなるものの、そのような食生活を送っていると、生活習慣病になるリスクが高まってしまいます。
特に中高年以降の人は気を付けましょう。この歳になってくると血中にコレステロールが溜まりやすくなるからです。コレステロールの全てが悪いのではなく、LDLの存在が厄介です。血管の壁を傷つけたり血栓を作り出すことで、循環器系の病気を発症しやすくします。身近なものとして高血圧があり、悪化すると脳梗塞や心筋梗塞などの重い病を引き起こします。
LDLコレステロールを増やさないようにするには、日常の食生活が重要になります。食事を上手くコントロールすることにより、増えすぎたLDLコレステロール値を下げることが可能です。健康診断の結果が良好になり、病気にかかるリスクを下げることにも繋がりますから、今から見直すことをおすすめします。
食事として取りたいのは、不飽和脂肪酸を含む食材です。オメガ3脂肪酸が該当しますが、その中でも有名なのがDHAとEPAです。これら脂肪酸には血液の流れをスムーズにする作用があります。健康食品として人気がある栄養素で、国の機関からも毎日1000mgは摂取することを推奨しているくらいです。
DHAとEPAが豊富に含まれている食材として、青魚があります。サンマやイワシ、マグロにブリ、サバなどが代表的な青魚です。どれも日本人にとって馴染みの深い魚ばかりですが、現代人は青魚を食べる習慣が減ってきています。出来る限り食卓に青魚の料理を並べるように工夫しましょう。
生の青魚を購入するのが難しい、調理が面倒ならば、缶詰を購入する方法でも構いません。油分や塩分、糖分などの取り過ぎに気を付けながら缶詰を有効活用しましょう。
オメガ3脂肪酸にはαリノレン酸というものも存在し、これも血流改善や血栓予防に役立ちます。エゴマ油や亜麻仁油などの植物油から摂取可能です。
他に覚えておきたいのが、HDLコレステロールの存在です。LDLと同じく人の体内に存在するものですが、HDLは善玉コレステロールとも呼ばれており、HDLが多くなるとLDLの値を下げることができ、血液の流れをスムーズにして、血栓が出来るのを予防してくれます。
HDLコレステロールを増やす食事には、チョコレートやアーモンド、食物繊維の豊富な食材、トマトなどが存在します。
コレステロールと中性脂肪の違い
コレステロールと中性脂肪は、どちらも人間の体内にある脂肪の一種であり、たまりすぎると身体に害を及ぼすおそれがあることは、既に多くの人に認識されており、これら2種類の脂肪を同列にとらえている人が少なくありません。しかし、コレステロールと中性脂肪はまったく異なる性質を持つ物質です。
中性脂肪は、食べ物を通じて体内に取り込んだのにもかかわらず、エネルギーとして使用されなかった脂質や糖質、たんぱく質などが皮下や肝臓にある脂肪組織に蓄えられたもので、必要が生じた時に脂肪酸へと変化して日々の活動をするためのエネルギーとして使用されます。血液検査の結果で中性脂肪の量を示すトリグリセリド(TG)の数値が高いと、糖尿病や高血圧をはじめとする生活習慣病を引き起こすおそれがあるとみなされ、医師からは運動を積極的にするなどして数値を下げるよう指導されます。しかし、TGの数値は低すぎるのも良いことではありません。
単に栄養不足や過剰な運動が原因であれば、もっと良く食べたり、運動のメニューを軽いものにすれば、血液中のTGの量が正常に戻りますが、いくら試みてもTGの量が戻らない場合は甲状腺や肝臓に何らかの疾患が生じているおそれがあるからです。
一方、コレステロールは、生体膜の構成やステロイドホルモンの生成、胆汁酸の生成などに関与する物質で、大きく悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の2種類が存在します。LDLは血流にのって全身に運ばれ、ホルモンや生体膜を生成する際の材料となりますが、量が多くなりすぎると血管壁に付着して血流を妨げるようになり、動脈硬化を引き起こす原因となります。HDLはLDLを除去して肝臓に運ぶはたらきがあり、動脈硬化を防ぐために重要な物質ですが、量が多すぎるとCETP欠損症にかかっているおそれがあります。名称に悪玉と善玉の語が用いられていますが、名称から受ける印象とは違い、コレステロールはどちらも重要な働きをしています。
中性脂肪とコレステロールの違いは、前者は主に生命の維持活動に用いられており、後者は主に細胞膜を形成して流動性を維持するために用いられているということです。また、量が過剰である場合や不足している場合に疑われる症状にも両者で違いがあります。しかし、中性脂肪もコレステロールも、日々生きていく中では欠かせない物質であることには変わりはないので、これらをつくりだすもととなる栄養が含まれている食べ物は節度をもって摂取することを心がけましょう。
おまけ:内臓脂肪<メタボと診断されたらどうする?>
メタボと診断されたら、そのまま放置をするのではなく、少しでもその状態を改善していく事が重要になってきます。
その為に重要になってくるのが、内臓脂肪を減らすようにしていく事です。
メタボと診断されたら、ただ体重を減らせば良いと考える人は少なくありませんが、ダイエットによって体重が減っても体脂肪率には変化がないという事は少なくありません。
メタボはウエストのサイズで判断されると考える人は少なくありませんが、重要になってくるポイントは内臓脂肪が蓄積しているかどうかの為、ただ体重を落とすのではなく、脂肪を減らすという事が重要になります。
その為には、無理な食事制限をするよりも、まずは日常生活に有酸素運動を取り入れていく事がおすすめです。
ただ、普段、体を動かさない人が無理に体を動かそうとすると、大きなストレスになり、続かない原因となってしまいます。
その為、メタボ改善を意識して有酸素運動を始めたいと考えるのであれば、まずウォーキングから始める事がおすすめです。
一気に歩こうとすると、疲れやすくストレスも溜まりやすくなります。
ですから、駅と駅の距離が近い地域であれば、1駅先まで歩いてみる等、無理なくできる事から始める事がおすすめです。
そして歩いてみて、まだ歩けると感じたら、距離を伸ばしていく等、少しずつ歩く事に慣れていく事が有効です。
その時に活用してきたいのが万歩計です。
現在は、無料で利用できるアプリもあります。
実際に内臓脂肪を減らしたいと考えた場合に有効とされる歩数は1日1万歩です。
いきなり1万歩を目指すのは大変なので、最初は前日よりも多く歩くという事を目標に頑張っていく事がおすすめです。
そして、歩く以外にしておきたい事が日常生活の見直しです。
内臓脂肪を燃焼させる為には有酸素運動が有効ですが、それ以上に食べすぎてしまっていれば、なかなか脂肪は減らない事になります。
ですから、暴飲暴食をしないようにする事が大切です。
更に、食事を抜く事は体にとって良くない為、毎日3食を食べる事が大切ですが、夜は脂肪を蓄積しやすいので、控えめにしておく事がおすすめです。
それ以外にも、間食を控える等、できる事をしていく事が大切です。
メタボ改善の為に有酸素運動を始める、食事を見直す等の対策をすればすぐに効果が出るかといえば、そうではなく、効果を実感するまでには少し時間がかかります。
その為、すぐに効果を期待するのではなく、続けていく事も重要になってきます。
男性こそアンチエイジング!
お腹が出ている、加齢臭がする、というのでは、男の魅力は激減してしまいます。
アンチエイジングというと女性が必死になってやっているイメージがありますが、今や男でも自分を磨く時代です。無理に作った若さは必要ありませんが、年相応に男らしさを引き立たせる身だしなみを整えておいた方がいいでしょう。
まず、アンチエイジングの基本では体型が重要です。
中高年になるとメタボ腹が目立ってくることが多いです。この原因は、食生活と運動習慣です。食生活では栄養素を考えずに好きなように暴飲暴食して、さらに運動もしないというのではメタボ腹一直線です。メタボは見た目が悪いだけではなく、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気にも直結しますから、アンチエイジングとして対策しておきたいものです。
メタボ腹解消
無理に運動量を増やそうと頑張るよりも、まずは食生活を見直すことが大切です。食べ過ぎている自覚があるならば、腹八分目を目指しましょう。減らすコツは、最初に食物繊維の多いものを食べることです。野菜やキノコなどの食物繊維の多いものを食べて、次に肉や魚などのおかず、そして最後にご飯やパンなどの主食を食べるように順番を意識するといいです。最初に野菜などを食べておくと食べ進めているうちに満腹中枢が働いてきて、最後の主食に到達するまでにはお腹がいっぱいになってきます。男は主食をがっつり食べる人が多いですが、主食に含まれている炭水化物は食べすぎると糖質過多になり、体脂肪を増やす原因になります。まず野菜、次におかずを食べれば、血糖値の急上昇を防ぐことができるので太りにくくなります。
運動は、通勤などでなるべく歩く距離を増やすように心がけましょう。階段をのぼるのが辛いのであれば、降りるだけでも良いです。これだけでも太ももの筋肉を鍛える効果が期待できます。
加齢臭もアンチエイジングでは大切な項目
加齢臭の原因はノネナールというもので、肉やお酒をガンガン食べて飲んで、さらにタバコも吸って運動不足でストレス過多という生活の中で発生しやすくなります。ノネナールは皮脂腺の中のパルミトオレイン酸という脂肪酸が増加し、過酸化脂質と結びつくことでできます。不摂生を続けていると皮脂腺の脂肪量が増えるので、加齢臭が出やすくなります。
アンチエイジングをすることは、メタボ腹と加齢臭対策のどちらにも効果的なので、同時に解消してみるようにしましょう。
【今日からできる】血管年齢若返り法
血管年齢とは、血管の老化の進み具合を知るために、血管の若さを測る指標です。一般的に、加齢によって血管は徐々に硬くなり、老化していくといわれていますが、血液中の血糖値の上昇や活性酸素の影響なども、血管の老化に大きく影響を与えていると言われています。ですから、逆に考えれば、血管年齢の若返りのためには、血糖値の急激な上昇を抑えるような食生活や活性酸素を除去してくれるような抗酸化作用のある成分を多めに摂取すること、また適度に運動して血糖値の上昇を防いだり、血行を良くすることで体内の代謝を促進させるといった方法などが有効であると考えられます。
特に糖質を多く摂る食事をすることで、細胞が糖化し、血管が硬くなってしまいやすいということですので、普段から高血糖を防ぐための食生活の工夫が大事になってきます。食事をする際に、野菜→肉や魚→ご飯やパンなどの主食、といった順番で食べるだけでも、急激な血糖値の上昇を防ぐことが出来ますので、血管年齢の若返りのために大変効果的です。また、食物繊維を多く含む食品を沢山食べたり、ご飯は冷やしてから食べることでもかなりの効果があるようです。
抗酸化作用のある成分を含んでいる食品は数多くありますが、簡単に手に入るのはクエン酸を多く含むレモンなどの柑橘類でしょう。クエン酸は果物に含まれている酸味成分ですが、細胞内のエネルギー回路を活性化させ、老廃物の除去や代謝の促進、活性酸素の除去などに貢献します。毎日このような果物を食べるのが大変であれば、抗酸化作用のあるサプリメントなどを摂取するのが簡単で続けやすいかもしれません。青魚に含まれて居るDHAなどの成分も、血液をさらさらにして血管年齢を下げるのに有効だと言われています。また、仕事のストレスなどによっても体内の活性酸素が増加しますので、普段から適度にストレスを解消出来るようなリフレッシュ方法を持っておくことも大切なことでしょう。
血管年齢が増加すると、動脈硬化による脳梗塞、脳卒中などのリスクが上昇してしまいます。ですから、血管年齢の若返りによって、そのようなリスクを低減することが出来て、毎日健康で安心して生活することが出来るようになるでしょう。食事や運動など、誰にでも出来るような毎日のほんの小さな工夫で、血管年齢を若返らせることが可能ですので、自分が出来そうだなと思えることから気をつけてみられてはいかがでしょうか。"
血管の若返りの大切さと方法
血液の流れをよくして血管年齢の若返りをはかることで、動脈硬化をはじめとした危険な病気を予防することができます。若返りの秘訣としては食事や運動の改善が最適な方法といえますが、血液の流れを良くするサプリメントを併用することも効果的であるといえます。
まず最初に食生活の改善を行いましょう。
食事は毎日の基本となるものであるため、一番重要であるとも言えます。血管年齢が高くなっているということは、動脈が硬くなり詰まっている状態といえます。つまり血液がどろどろになっている可能性が高いということです。食生活を改善し、血の流れを良くすることが、若返りにつながります。
以前までは一度老化してしまうと若返らせることはできないといわれていましたが、近年では生活の改善や運動することによって、若返らせることができると報告されています。そのためにはできるだけ早く対処することが望ましいといえます。遅くなればなるほど、若返るまでには時間がかかるようになってしまうのです。
毎日の食事で気をつけることとしては、血液がサラサラになる食材を積極的に食べるようにしましょう。おすすめの食材としてはタマネギ、ニンニク、青魚、納豆などがあげられます。これらのうちのどれかの食品を、毎食取り入れることで、血液の流れが良くなり、血管年齢も短期間で改善されるといえるでしょう。
食物繊維を積極的に摂取することも重要です。水溶性の食物繊維にはコレステロールの値を下げる効果があるといわれています。また水溶性食物繊維は食べ物が胃から腸へ運ばれる時間を遅くする効果があります。これにより血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです。
そして普段の食事では、塩分を控えめにすることを意識するようにしましょう。塩分に含まれているナトリウムは、血圧を上昇させる作用があるため、塩分の過剰摂取は高血圧につながります。高血圧になってしまうと血管の壁はかたくなり、弾力性も失われてしまうので、血管年齢は上がってしまうのです。カリウムには利尿作用があるため、尿と一緒に塩分を排出を促すことができます。カリウムを多く含む食材としては、カボチャやニラ、ミズ菜、スイカなどがあげられます。塩分を排出することで、血圧を安定させ、高血圧になることを予防することができます。
そしてどんな病気にも言えることですが、食べ過ぎや飲み過ぎには十分に気をつけるようにしましょう。おなかいっぱい食べてしまうと、消費しきれなかったカロリーが内臓脂肪として蓄積されてしまいます。これにより動脈硬化を引き起こしやすくなるので、腹八分目を意識するようにしましょう。"
【神成分!】DHAとEPAの驚きの効能
最近何かと話題の、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)。両方とも、生活習慣病の予防や、ダイエット、脳の老化防止にも効果があるとされる、オメガ3系の脂肪酸です。
オメガ3脂肪酸は、食事など外部から摂取する必要のある必須脂肪酸ですが、なぜ体や脳にいいのでしょうか。また、DHAの効能とEPAの効能には、似ているところもあれば違うところもあります。
DHAとはどういったものでどんな効能があるのか、またEPAとは何か、体や脳にどのように働くのか、そのしくみについて簡単に説明していきます。
オメガ3とはいったい何者?
オメガ3脂肪酸は、北の国アラスカ等に住むエスキモーのなかで最も多い、イヌイットという民族の食生活の研究から発見されました。
彼らはシロクマやアザラシを食べて生活していました。
その肉には動物性脂肪がたっぷり含まれていて、それだけ見ると動脈硬化や心筋梗塞などのいわゆる現代の生活習慣病にかかって当然なのですが、
イヌイットの血液はサラサラしていて、血栓等とは無縁だったのです。
その原因は、シロクマやアザラシが食べていた、脂がたっぷりのった北の青魚でした。青魚のオメガ3脂肪酸はシロクマやアザラシの体内にも豊富に蓄積されるので、
それを食べるイヌイットの血液も健康になったというわけです。オメガ3は、端から3番目に炭素の二重結合がある脂肪酸で、端から6番目にあるのがオメガ6系と呼ばれる脂肪酸です。
両者とも人間の体内では産生されない必須脂肪酸に分類されます。オメガ3には、青魚の油に含まれるDHAやEPA、アマニオイル等に含まれるαリノレン酸があります。
大豆油等に含まれるリノール酸や卵やレバー、ワカメ等に含まれるアラキドン酸のオメガ6とともに、オメガ3対オメガ6が1対4の割合で摂取されるのが理想的とされています。
DHAとその効能とは
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、1980年代にイギリスで発見されたオメガ3系の多価不飽和脂肪酸で、人体では脳や神経に多く存在することから,
摂取により頭の働きがよくなるのではないかと研究されてきました。効能には様々なものがありますが、まずは脳の活性化です。
DHAは脳の細胞膜にありますが、特に海馬と呼ばれる部分に多く存在しています。海馬とは学習や記憶を司る部位ですから、これを摂取すると頭がよくなるというのも納得できます。
DHAは神経細胞の発育や修復に欠かせない成分でもあるので、成長期の子供や、アルツハイマーが気になる年配者には特に摂取してほしい脂肪酸です。
また、目の網膜にある脂肪酸の4割を占めるので、食事等から豊富に摂取すると視力が回復する可能性もあるほど、目の健康には欠かせません。
さらに、細胞膜を柔らかくするので、血管壁や赤血球を柔軟に保ち、また血中の悪玉コレステロールを減らし、血流を改善しますし、花粉症やアトピー性皮膚炎等の原因となる酵素、シクロオキシゲナーゼを阻害して、アレルギーも予防します。
そしてストレスの緩和等、精神安定にも効能があるという実験結果も報告されています。
EPAとその働きとは
EPA(エイコサペンタエン酸)は1960年代から研究されているオメガ3脂肪酸で、血液をサラサラにしてくれる働きが強い成分です。
食事など外部から摂取するのが一般的ですが、少量ながらαリノレン酸から体内で作られたり、またEPAから体内で少量のDHAが産生されます。EPAは、血小板の凝集を抑え、血液の粘度を下げ、赤血球を柔軟にし中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすので、血液をサラサラの状態に保ってくれます。
また、抗炎症作用や抗アレルギー作用にも優れています。アラキドン酸と一緒になって、アレルギーの原因となる酵素、リポキシゲナーゼやシクロオキシゲナーゼを抑制します。
それにより、炎症箇所の白血球から出る生理活性物質を弱体化させることができ、
花粉症やアレルギー性皮膚炎だけではなく、ぜんそくや気管支炎の緩和にも役立ちます。また、感染症の予防にも役立つので、傷の治りを早める効果もあります。
さらに、目の疲れ、かすみ、ドライアイ等といった、眼精疲労にも効果を現します。それだけではなく情緒の安定にも効果が期待されており、
うつ病やアルツハイマーの改善効果に向けて、研究が続けられています。
まとめ
オメガ3脂肪酸のなかでも、青魚に多く含まれるDHAやEPAは、血管壁や赤血球を柔軟にし、悪玉コレステロールや中性脂肪を抑制することで、血液をサラサラにし、
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞等の成人病を効果的に予防します。また抗炎症効果や抗アレルギー効果により、花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくや気管支炎も緩和します。
そしてまた眼精疲労を和らげることもできます。さらに脳内に入り込めるDHAは、脳の細胞膜やシナプスを柔らかくし、脳の活性化や修復にも役立ちます。
オメガ3脂肪酸は、現代人にとってなくてはならない栄養分と言えます。
【アンチエイジング】バラで美肌に【自家製】
バラは、その美しさとともに香りの良さで古くから世界の多くの人から愛されてきました。
特にヨーロッパでは、バラは香料として非常に高い価値を持っており、すでに古代ギリシャや古代ローマではバラの精油であるローズオイルやローズウォーターに関する記述も残っています。
そんなバラの効能を利用して、家でも簡単に作れるバラの美肌水をご紹介します。
強い殺菌力でアンチエイジング効果
バラから抽出されたローズオイルやローズウォーターは、中世の王侯貴族の間で非常に貴重なものとされ、お風呂に入れたり、化粧に使ったりされてきました。これは人々がバラに関して何らかの薬効を経験的に感じていたからでしょう。
バラだけでなく植物には強い日差しや害虫から身を守るための移動手段がありません。そこで身を守るため、紫外線対策として活性酸素除去酵素を発生させたり、害虫対策として殺菌力を自らの体内に蓄えます。そしてこれらの成分が人間の体に薬効として働きかけてくれます。
バラの薬効としてはさまざまな炎症を抑える力、眼病、皮膚病、呼吸器系のアレルギー、消化器系神経系の病気の改善などがあげられています。
そのなかでもバラの成分は強い殺菌力を持っており、シミやシワの原因になる活性酸素を取り除き、アンチエイジング効果が期待できます。炎症効果もあるため日焼け後のほてりもしずめてくれます。
バラの美肌水の作り方
<用意するもの>
バラの花 100g、ミネラルウォーター100ml
① バラの花は根元からちぎって水でよく洗います。洗った後は水をきっておきます。 ② バラの花をホウロウか陶器の鍋に入れて、水を加え、極弱火で加熱します。
花を軽く混 ぜながら、沸騰する直前に火を止めます。
③ 冷めたら、他の容器に移しかえてラップをかけて常温の状態で 2 日間置き、
さらに花の 成分を抽出します。
④ 花びらを茶こしや布巾などでこせば出来上がりです。
保存は冷蔵庫で 1 か月ほどを目安 にしてください。
バラの美肌水の使い方
基本はバラの美肌水を 5ml ほど直接手に取るかコットンに含ませて肌につけるようにします。スクワランオイルを 2 滴ほど垂らしてこれを化粧下地として利用することもできます。
コットンに含ませてまぶたの上にのせれば、眼精疲労と目元の小じわ対策にもなります。お風呂上りに全身にスプレーすれば、乾燥が原因のかゆみを抑えることができます。
注意したいのがバラの美肌水に限らず、植物の香り成分には「通経性」といって滞った月経を起こす働きがあります。そのため妊娠初期、4 か月くらいまではバラの美肌水の使用を控えるようにしましょう。
【即効性あり】デトックスジュースで簡単ダイエット【レシピ】
デトックスジュースは、基本的に飲むだけのダイエット方法です。運動や食事制限する必要はありません。その目的は、便や水分、老廃物、有害物質の排出だからです。
腸をデトックスして、水分代謝をよくすれば、これらの体内毒素を排出することができます。
便秘、ガスによる膨満感、むくみが解消され、体内が浄化することで、やせやすい体質へと変わり結果としてダイエットにつながっていきます。
それではデトックスジュースの作り方をはじめ、その効果をご紹介しましょう。
デトックスジュースの作り方
材料:ペパーミントティーのティーバッグ 1 個
(スパイスのペパーミントやペパーミントティー茶葉の場合は小さじ1杯)
レモン果汁大さじ 1~2 杯
ショウガ(チューブ入り)1~2㎝
オリゴ糖適量
① カップ 2 杯、約 400mlのお湯にティーバックを入れてミントティーを抽出します。
② 空のペットボトルにミントティーを入れ、残りの材料を入れます。
③ 水を足して、全部で 500ml にします。もちろん最初から 500ml のお湯でミントティーを 作って材料を加えてもいいのですが、冷やして飲む場合は後から水を足した方が早く冷めます。
あとは良くかき混ぜれば出来上がりです。保存は冷蔵庫で 2 日を目安に飲み切りましょ
う。
ペパーミントがデトックスに効く
ペパーミントには、解毒・健胃作用があるだけでなく、抗ウイルス作用のあるメントールという成分が豊富に含まれています。消化不良や胸やけを解消し、胃をすっきりさせる働きがありますから、胃が重い人や、胃がムカムカする人には特に効果があります。 また腸内のガスの排出作用もあります。ペパーミントの精油はハッカ油ともいい、ハッカ油入りの湿布は昔からガスがたまって起こる腹痛によく利用され、お腹に貼るとガスの排出が促されます。
このデトックスジュースに「にがり」を数滴たらすと便秘が解消されます。にがりはお豆腐を固めるときなどに使われますが、主成分はマグネシウムです。ただし、味にクセが出るので、苦手だという人はいれなくても大丈夫です。
デトックスジュースでやせる理由とは
デトックスジュースは、食事制限や運動療法とは異なり、急激に体重を落とすことを目的としたものではありません。しかし、便秘やガスだまり、むくみのほか、冷えなどさまざまな効果が期待できます。
毎日お通じがあるからといって、便秘ではないと思っている人でも、このデトックスジュースを飲むと信じられないくらいの量が出てびっくりしたという人も大勢います。
これは排出しきれずに腸内に残っていた老廃物を出してしまうためです。
体内の毒素が排出されると、驚くほど体はすっきりと細くなります。そして新陳代謝が良くなることで、肥満体質からやせやすい体質へと変化します。
美しいヒップラインは〇〇で作る!
体の中で一番ボリュームがあって、後姿を決めるヒップは一番痩せにくい部位です。ジーンズをすっきり履きこなしたくても、お尻がパンパンで恥ずかしい。そんな人におススメなのが・・・
テニスボールマッサージでスリムになる方法です。
ヒップラインの決め手は「中殿筋」
スリムな下半身を作るのに最も重要な筋肉が、お尻にある中殿筋という筋肉です、個々の筋肉が凝っているかどうかでヒップラインはかなり違ってきます。中殿筋は体の側面、ちょうど腰の両サイドにある筋肉です。立って脚を真横に引き上げる時に使われる筋肉です。
普通のストレッチではなかなか伸ばしにくいため、一度凝ってしまうとなかなかほぐすのも難しくなります。中殿筋が衰えると、少しの段差でもつまづいてしまいます。
さらに中殿筋が凝ってしまうと骨盤が前に傾いた状態で固定されてしまいます。するとウエストやヒップのサイズが大きくなるうえ、血流が悪くなって、腰回りがむくんだり、お尻が下がったり、腰痛などの体の不調につながります。中殿筋の凝りを上手にほぐすことで、筋肉や骨盤が本来の位置に戻って、むくみが解消され小尻になってヒップアップにもつながります。
テニスボールマッサージの方法
テニスボールを 1 個用意します。これを中殿筋に当てて床に寝て、体重をかけます。中殿筋がわからないという人は、ウエスト側面にある腰のグリグリ(腸骨)するところから 10 ㎝ほど下がったところにある太ももの付け根のグリグリ(大腿骨)を結んでいる筋肉なので、そこを目安にボールを置きましょう。
最初はかなり痛いかもしれません。でも 1 週間も続けるとだんだん中殿筋がほぐれてきて痛気持ちいい感じになっていきます。
逆に全然痛くないという人は、もしかすると凝り過ぎて中殿筋の知覚がマヒしてしまっている可能性も。そんな人こそ続けるといいでしょう。
たった 1 回のテニスボールマッサージでヒップが1~2 ㎝も縮んだという人もいるそうです。
① 中殿筋にボールを当てて横になります体重をかけて腰を動かします。これを左右 30 秒 ずつ、2 回おこないます。
② 腰を動かしてボールを転がすようにマッサージして、気持ちいい場所を見つけてみまし ょう。もし痛みが強ければ腕で体を支えて体重のかけ方を調整しましょう。ベッドや布団の上でやると痛みも弱まります。
このテニスボールマッサージは基本 1 日 1 回ですが、もっと効果を早く実感したいという人は朝・晩など何度かやるといいでしょう。また、体がゆがんでいると左右の痛みに違いが出ます。痛い側はよりコリが強いので、少し長めにマッサージしましょう
無添加化粧品と自然派化粧品の違いとは?医薬部外品とは?
全国で何千人という人が被害にあったあの事件、覚えているでしょうか?記憶に新しい美白化粧品で「白斑」を起こした事件です。
原因は医薬部外品有効成分「ロドデノール」ということでしたが、このようなトラブルは水面下では数限りなくあるでしょう。
最近人気の「無添加」「自然」という言葉が入った商品。
敏感肌や肌荒れなど化粧品のトラブルに悩まされている人が、「無添加化粧品」「自然派化粧品」を求めるのは、こうした有害な化学成分が含まれていないと思い込むからです。しかし、その実態は全く違うものでした。
無添加化粧品と自然派化粧品とは
肌トラブルに悩む女性が増えるにつれて、注目されるようになったのが「無添加化粧品」と「自然派化粧品」です。合成成分のコスメに問題があるとすれば、やはり自然由来のコスメを使って安全に過ごしたいものです。
しかし、こういった「無添加化粧品」「自然派化粧品」の成分表を見てみると、肌にとって危険な合成成分にプラスアルファーとして植物エキスを混ぜただけという製品がとても多いのです。
無添加化粧品の正体とは
無添加化粧品というと、合成成分が全く含まれていないというイメージがあります。なんといっても「無添加」なのですから。
しかし、厳密にいうと「旧厚生省が指定したアレルギーの危険性のある化粧成分を入れていない製品」ということです。それらの指定成分はパラペンをはじめとして、102種類ありますが、この指定成分以外にも肌トラブルを起こす合成成分はたくさんあります。あくまでも指定外の合成成分は「添加物」としてカウントされていません。そのため指定外の合成成分が配合されていてもこの製品は「無添加」と表示が許されています。つまり「無添加=安心」とはいいきれないということです。
自然派化粧品の正体とは
自然派化粧品は、食物のエキスを抽出した成分を多く配合されたコスメという定義となっています。
しかし、「植物エキスが何パーセント以上含まれていれば自然派化粧品である」といった明確な定義はありません。自然のエキスがほんのちょっぴり配合され、その他はほとんど合成成分だというコスメも多いのです。
「無添加」「自然」といった言葉に惑わされることなく、しっかりと成分表示のラベルを読み解くことが自己防衛の第一歩といえそうです。
「医薬部外品」も信用してはいけない
「医薬部外品」という表示をよく目にすることがあるでしょう。「医薬部外品」と書かれているといかにも効果がありそうですが実際は「薬効成分が入っているけれど、その量は非常に少ないので、効果は少ないが副作用も少ない」という医薬品と化粧品のちょうど中間的な存在です。
ここで問題なのが「医薬部外品」には全成分表示の義務がないということです。薬局でしか販売できない医薬品よりも規制がゆるく、それでいて化粧品には使えない強い成分が含まれていても、ただ単に「薬用」と表示するだけで、成分表示なしで販売できるという抜け道になっています。
医薬部外品だから安心という認識は間違っていることがよく分かると思のではないでしょうか。
デスクワーク必見!疲れた体を即効リフレッシュさせる猫背ストレッチ!
背筋を伸ばす事を意識しては、猫背になって…
気になりはするけど、気づいた時にはもう癖になって治せない。今日はそんな猫背についてお話し致します。
生活習慣や運動不足によって一部の筋肉が硬くなってしまうと、体は前後左右にゆがんできます。特に注意したいのが肩甲骨のまわりです。
この部分の弾力がなくなると、左右の肩甲骨が開いてしまいます。そうなるとバランスを保とうとして、自然と背骨が曲がって硬くなり猫背の姿勢になってしまいます。猫背になると骨盤も下がって、ゆがみが体全体に及んでしまいます。猫背は内臓にも影響を及ぼします。
美しい体型を維持するためにも猫背解消ストレッチを始めましょう。
背中を柔らかくするためのストレッチ
肩甲骨が開いてしまうと背中がフラットに見えます。左右の肩甲骨が、背骨の中心から指4本以上離れている人は、肩甲骨まわりの筋肉の弾力が衰えているということです。猫背になるだけでなく、代謝が低下してダイエットしても効果がない、便秘や冷え性、むくみの原因にもなります。
背中の柔らかさを取り戻せば、そうしたさまざまな不調を改善し、姿勢が良くなって深い呼吸ができるようになります。
肩甲骨を「寄せて、上げる」という筋肉をしなやかにする簡単なストレッチをご紹介します。
まずは膝立ちになり、まっすぐバンザイのポーズ
背筋を伸ばして両腕をできるだけ伸ばしましょう。両脚は腰の幅に開いてください。バンザイをしますが、両腕をまっすぐ頭上にのばすのがポイントです。「逆ハの字」にならないように注意してください。手のひらは内側に向けて、二の腕が耳につくぐらいまっすぐ伸ばすのがポイントです。
次は、ひじをゆっくりと曲げて肩甲骨を寄せていきます。
手のひらが外側に向くように腕をねじります。このとき意識したいのが肩甲骨です。腕だけをねじるのではなく、左右の肩甲骨を背中の中央に寄せながら肩からひじ全体を外側に開いていきます。
そのまま、肩甲骨を寄せながら、腕を下ろしていきます。
ひじを徐々に曲げながら、腕を少しずつ下ろしていきます。肩甲骨が背中の中央に近づいている感じをイメージしてください。両ひじが肩よりも後ろに下がって、背中側で中央へ と寄って、ゆっくり下げていきます。
最後に、下ろしきったところで、深く深呼吸をしましょう。
手が下がりきったら、手のひらを上向きに返します。そしてさらに肩甲骨をぎゅっと近づけます。そのまま深く深呼吸を2~3回して、最後に力を抜きます。これを1日1回、2往復行います。
このストレッチは、パソコンワークが多い人にも有効です。首や肩がこわばってしまった時、長時間のデスクワークで猫背になっている人は、1時間に1回くらい椅子に座りながらやってみましょう。姿勢が良くなり、深い呼吸ができるようになるので、疲れた体をリフレッシュする効果が高くなります。
あなたの体型の源、自分の歩き方が原因って知ってましたか?
歩き方と体型の関連性
正しい歩き方をしていれば、おのずとそれが体型に表れてきます。
その逆もまた然りで、間違った歩き方を続けているといくら美容法を取り入れて努力しても体型は美しくなりません。
体型を変えたいのであれば、自分がどのような歩き方をしているのか癖を知ることが大切です。
歩き方の偏りにはいくつかのパターンがあります。
それを診断するには、いつも自分が履いている靴を見るのが一番わかりやすいといわれています。
靴の内側がすり減っている人
ひざが内側に曲がりやすいX脚の可能性があります。
内股でいることが多い人がなりやすいタイプで、歩くときもひざが内側に曲がっているために足に負担がかかり血の巡りも悪くなります。
こういった歩き方を続けているとなりやすいのは、パンパンの太もも、大きく垂れ下がったお尻です。
靴の外側がすり減っている人
内側の場合とは反対に、ひざが外側に曲がりやすく体重が外側にかかりやすい人です。
いわゆるO脚になっている可能性が高いです。
内腿の筋肉が弱っている人が多く、座っていても力を入れないと足が開きがちになります。
歩くときも足に負担がかかるので、少し歩いただけでも疲れやすくなります。
普通に立っていても足の曲がりが顕著で、実際よりも足が短く見えてしまいます。
ぽっこりお腹、がっちりと張った太もも、大きく広がったお尻になりやすいです。
この歩き方を続けていると見た目だけではなく、腰痛、膝の炎症など深刻な事態を招きかねません。
靴のすり減りが左右非対称の人
このタイプの場合、体がどちらかに歪んでいる可能性が高いです。
知らず知らずのうちに骨盤の高低差ができてしまっているかもしれません。
足の筋肉や腹筋、背筋が衰えていることが多く、だらだらとした歩き方になりがちです。
そういう歩き方を続けていると、猫背や締まりのない寸胴体型になってしまいます。
下っ腹がぽっこり出やすいのもこのタイプです。
対策
歩くときに気をつけたいのは、骨盤をまっすぐに立てることです。
骨盤を立てると言われてもピンとこない方が多いかもしれません。
そういった場合は、ちょうどへその下にある丹田というツボを意識してください。
そのツボにくっと軽く力を入れるような感じにすると、自然と骨盤が正しく立った形になります。
間違った歩き方をしている人は骨盤が立った状態になっておらず、猫背のように丸まった前傾姿勢で歩いていることが非常に多いです。
常に骨盤を立てるように意識すると、猫背にならないのでお腹がぽっこりと出てしまうこともありません。
正しい歩き方を続ければ、健康に良いだけでなく、見た目の美しさにもつながります。
日頃の歩き方を見直して、美しいスタイルを手に入れましょう。
気になる白髪をなくすには〇〇を食べると効果的!?
白髪が目立つと、どうしても老けて見られがちです。 白髪は治せないものと考えられがちですが、実はそんなことはありません。 白髪が生えるのにはきちんと原因があり、それを解消することで改善していくことができます。
加齢による白髪も若白髪も、まずその原因が何なのかを知る必要があります。
①加齢
メラノサイトという色素細胞の働きが老化によって衰え、白髪が多くなっていきます。
②食生活の乱れ
タンパク質、ビタミン、カルシウム、亜鉛など、代表される髪に必要な栄養素が十分に足りてい ないと、細胞にも栄養が行かなくなり、白髪の原因となります。 極端に偏った食生活が白髪を生むのです。
③ストレス
ストレスによって毛細血管が収縮し、細胞に十分な栄養が行き渡らなくなります。髪を黒くする 働きも衰え、白髪が現れます。 ストレスは白髪のみならず、抜け毛や枝毛などの頭髪トラブルも招きます。
白髪の原因は必ず一つというわけではなく、複合的なものであることも少なくありません。
しかし、どれも共通している点が細胞に栄養が足りていないということです。 髪を黒くする働きを持つメラニン色素は、メラノサイトと呼ばれる細胞で作られます。 このメラノサイトを活性化するために必要な栄養素をきちんと摂取すれば、白髪は改善される可 能性が高いです。
白髪の改善に役立つ食品、栄養素には以下のようなものがあります。
海藻類
髪に良いことで有名なワカメやひじき、昆布といった海藻類は、白髪予防にも効果があります。 海藻類に含まれるヨウ素には細胞の成長を助ける作用があり、メラノサイトの働きを活発にして くれます。
魚類
海藻類と同様に、サバやカツオといった魚類もヨウ素を豊富に含む食品です。
乳製品
チーズや牛乳のような乳製品には、メラニン色素の原料となるチロシンが豊富に含まれています。 チロシンには、ストレスに負けない体を作る作用もあり、白髪予防には欠かせない栄養素です。
豆類
大豆やピーナッツ、アーモンドなど豆類にも、チロシンは豊富に含まれています。 豆腐や納豆などの大豆製品でも摂取できるので、生活に取り入れやすいと思います。
フルーツ類
チロシンは、りんご、バナナなどのフルーツでも摂取できます。
上記の食品を積極的に摂るようにすれば、髪を黒くする働きが正常化され、白髪の改善・予防に つながります。
ただそれだけではなく、十分な睡眠をとることや過度のアルコール、タバコなどを控えること、 適度な運動をすることなど基本的な生活習慣を見直していくことも大切です。 白髪を改善し若々しい髪でいられるように、日々の生活を健康的なものへと変えていきましょう♪
美髪を手に入れよう!髪の毛の傷みの原因と対策!
女性なら誰しも、艶があり、サラサラな髪の毛に憧れます。
しかし現実は、髪のパサつき、べたつき、広がり、色が薄くなってくる、枝毛や切れ毛など、髪の悩みは尽きない方も多いのではないでしょうか。
伸ばしたいのに傷みが酷いから泣く泣く切りました…という話、よく聞きませんか?
では、どうなると髪が傷んでしまうのでしょうか。髪の傷みを止める対策はあるのでしょうか。
傷みの原因は?
髪の表面はキューティクルに保護されています。
しかし、日常生活の中で髪を傷めてしまう行動や状態に置いてしまう事により、キューティクルが剥がれ、やがてダメージヘアとなるのです。
傷めてしまう原因は…
・ドライヤーのあて方
・パーマやカラー、ブリーチ
・シャンプーの仕方
・タオルドライの仕方
・ストレス
・髪が濡れたまま眠る
・食生活の乱れ
・紫外線
・夜更かし など
日常的な事が簡単にダメージヘアに繋がるのです。では、具体的にどのような事に気をつけたらよいのでしょうか?
傷み対策はこれ!
髪は一番傷みやすいのは、濡れている時です。ですので、濡れた時の扱いを特に気を付けましょう。濡れた髪同士がこすれると摩擦でキューティクルが剥がれ、傷みの原因となるのでタオルでごしごしと水気を拭き取る事や、髪が濡れたまま眠る事は絶対にやめましょう。
ドライヤーで乾かす際は、キューティクルを逆立てないよう、必ず上から下へあて、髪の根元を中心に乾かしましょう。髪に近付けすぎず、同じ箇所にあてすぎないようにし、全体の8割程度が乾いたらドライヤーを終了しましょう。
外出時には日傘や帽子、髪にも使用できる日焼け止めを使用し、必ず紫外線防止をしましょう。
髪の分け目を変える事も大切です。分け目がずっと同じ場所だと、紫外線の当たる場所が常に一緒になり、一つの箇所が非常に紫外線を蓄積しやすくなるので、分け目を変え、分散するようにしましょう。
また、ストレスは美容の大敵です。ストレスは、心のみならずさまざまな箇所に支障をきたします。自分なりの方法を見つけストレスを解消すると、身も心も健康になれます。
もちろんトリートメントをする事も大切です。自分に合ったものを見つけ、日々積み重ねていく事が大切です。
まとめ
いかがですか?
非常に身近な事が髪の傷みに繋がっている事が分かります。日常生活を意識する事が髪の傷みを防ぐコツとなります
自宅でできる事とプロに頼む事、両方を駆使し、美髪を手に入れましょう。
痩せすぎ注意!?現代の美にまつわる数字
美とは?現代女性のこだわる数字
女性が美しくありたいと思うことは、いたって自然なことです。 抜群のスタイルで堂々とランウェイを歩くモデルの姿は女性の憧れそのもの。
しかし、憧れの体型に近づくための行いが過度なものになっていることが現状です。
2015 年 4 月初旬、フランスでは、痩せ過ぎファッションモデルの活動を禁止、痩せ過ぎモ デルを雇用した業者に最大 7 万 5000 ユーロ(約 980 万円)の罰則、さらに最大 6 か月の 禁固刑を科す法案を可決したニュースはご存知でしょうか?
これは、フランス国内に約 4 万人の患者がいる「拒食症」を防ぐのが狙いだということです。 日本でも、理想を追い求めて無理な食事制限をする女性が増えています。現代女性の摂取 カロリーは、なんと終戦直後よりも少ないということです。 現代女性はなぜここまでして痩せようとするのでしょうか。
知らないうちに身に着く固定観念
特に女性は自分の体重を公表することを拒みます。それは、体重の数字が少なければ少ないほど、痩せていると思っているからです。人より多いと恥ずかしいという気持ちがいつの間にか身についてしまっているのです。見た目が痩せていても、身長が高くても、人は数字ばかりを気にします。
しかしなぜ、より痩せていることが良いという傾向にあるので しょうか。数字にとらわれることはいかがなものでしょうか。
原因は情報社会にあり?
現代はテレビや新聞、インターネットや書籍などから膨大な情報を取り入れることが可能 です。また、ネット上のブログや最近流行している SNS 上で、簡単に人気有名人と繋がる こともできます。
その膨大な情報、身近な繋がりこそ、現代女性が数字ばかりにこだわる 原因の一つではないでしょうか。 人気有名人は、自身のスリーサイズや身長、体重を世間に公表する方が多いです。
そして世の女性は憧れの人気有名人のスタイルに少しでも近づこうとします。その結果、過度な食事制限をしてしまう方が増えています。
過度な食事制限がもたらす危険
痩せ過ぎには危険がたくさんあります。成長期の子どもの食事制限は特に要注意です。伸び盛りに食事制限などすると、成長の阻害になります。骨や筋肉が十分に育つことが出来ず、脳にまで影響をもたらします。
また、全女性に言えることでは、生理が止まり、妊娠をしても赤ちゃんがしっかり育たないこともあります。さらに、栄養価が不足して肌荒れ、 髪の毛の傷み、爪に艶がなくなるなど、女性には深刻な問題が多くあるのです。
まとめ
いかがですか? 日本人の摂食障害による死亡率は 7%といわれています。自分の理想を追うことは良いこと ではありますが、健康状態を欠き、死に至ってしまっては元も子もありません。
数字がすべてではありません。健康的に美しさを保つ方法を見つけ、必ずしも無理をしな いようにしましょう。